今回は東北ローカル線パスを使用した旅。
ちなみに東北ローカル線パスとは
東北内のJR線の普通列車と
IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、弘南鉄道、
秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、三陸鉄道、
山形鉄道、阿武隈急行、福島交通、会津鉄道
が3日間乗り放題で6000円!
※2014年以降、販売はされていないようです! <Wikipedia>
2013年11月、岩泉線廃止が決定してしまった・・・ <JR東公式資料>
なので急遽行ってみることにしました。
2013 東北ローカル線巡りと題して連番になっていますが
2013 東北ローカル線巡り1、2、3とは別の日程の旅です。
岩泉線は山田線の茂市から分岐する路線。
なのでまずは山田線の始発駅、
盛岡へとE5系はやぶさに乗っていきます!
岩泉線は本数が少ないことで有名ですが
この接続路線である山田線も負けず劣らず本数少ない。
山田線の終点、宮古まで行く列車は1日に4本しかないのだ。
思っていたより乗る人が多かった。
それも宮古まで乗り通す人が。
途中の区界駅辺りはさすが山の上だけあってもう雪が!
およそ2時間で宮古到着。
2009年に一度来ていますが
あの時は三陸海岸を北上してきて
宮古到着してすぐに三陸鉄道に乗り継いだので
懐かしいという感情もなかったり(汗
岩泉線の出発まで2時間以上あるので
暇つぶしにまずは三陸鉄道の駅舎を冷やかしに行く。
が、ツアー客なのか団体様が駅舎内を占領中。
ゆっくり見学できない・・・
お次は未だに復旧していない山田線の釜石方面を覗きに行きます。
踏切には”休止中”の表示にロープまでされている始末。
宮古直前の橋でさえこのザマ。
2011年の地震から来年で3年にになるというのに
いまだにこの状態のまま放置中。
復旧はいつになることやら・・・
まだまだ時間があるので再び三陸鉄道宮古駅舎へ。
鉄道むすめのグッズでもないかな~と思って物色していたけど
鉄道ダンシに取って代わられたようでグッズは何もなかった・・・
あるといえばワインと水ぐらいかな?
岩泉線に乗りに来た!って言ってますが
岩泉線は2010年7月31日の土砂崩れ以来、
列車は走っていないのです・・・
なので山田線から岩泉線に直通する筋の
代行バスに乗って岩泉へ向かいます。
代行だからといって本数が多くなるとか言うことはない。
茂市では少しだけ停車時間がある。
なんでも代行バス内では金銭の授受ができない決まりらしく
ここで切符を買ってもらうためらしい。
東北の夜は早い。
途中で真っ暗になって
写真がブレて使い物にならないのでいきなり岩泉駅到着後の写真から。
他にも鉄オタの人が乗ってくるかな~なんて思っていましたが
この日は鉄オタの人はおらず、地元の方ばかりでした。
このホームに列車が来ることはもうない・・・
いくら待ってももう来ることはないのだ・・・
廃止決定はさみしいことですが仕方ないことなのかもしれません。
今回乗ったマイクロバスでもガラガラでしたし、
観光地として有名な龍泉洞は
盛岡から別の道を通ってきたほうが便利と・・・
宮古~岩泉はおよそ1時間50分。
ダイヤ的には2分後出発の便で戻ることもできたのですが
それではあんまりなので2時間後の便で帰ります。
ですが、まわりは真っ暗で何もないので正直2時間は長すぎでした。
記念に入場券でも買っていくかと思ったらこの駅には入場券はないそうです。
なので隣駅までの切符を記念に購入。
もうすぐしたら記念きっぷの販売とかしそうだけどね~
駅前の焼肉屋はけっこう賑わっていました。
あとバスの運転手さんがおしゃべりでけっこう興味深い話が聞けました。
ですが、地元の子が自殺してたって話は正直ドン引きでした(苦笑)
宮古に戻ってくると駅舎がライトアップされていました。
駅前の銀行には津波到達地の碑が立っていました。
そして今日は宮古で1泊します。
三陸鉄道宮古駅で買った龍泉洞コーヒー。
ちなみに岩泉駅には
昔のデザインの缶が展示はされていますが売ってません。
三陸鉄道宮古駅で買っておいたさんてつサイダーを
本日のホテルで飲もうと思って取り出したら王冠だし・・・
今どきキャップじゃなくて王冠とか、
栓抜きないと飲めねーじゃねーか!
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・2013 東北ローカル線巡り その3 『仙台未乗線&福島未乗線』