三岐鉄道完乗の効率化のため
三岐線の伊勢治田駅から北勢線の阿下喜駅へと歩く。
すると阿下喜駅横にある軽便鉄道博物館が開館されているじゃないですか!
乗り鉄旅の様子はコチラをご覧ください。part1 part2
HPによると開館日は第1・3日曜日で
10:00~16:00の入館料は無料。
つまり第1日曜日に来れば
貨物鉄道博物館も軽便鉄道博物館も楽しめるね!
220系モニ226形電車。
なんでも近鉄はさっさと解体してしまうから
昔の車両が現存していることは少ないらしいのですが
こいつは四日市スポーツランドに送られ解体の難を逃れたらしい。
それを修復したのが今のコレ。
行ったら「ホクさん」とか愛称が付いているらしい
ミニ列車に乗ることを薦められる。
正直、小さい車両なんで子供専用かと思ってました。
ヤバイ!これは面白い!
転車台もグルっと廻ってさらに建屋もグルっと廻る。
ミニ列車降りて中でも見学するかと思ったら
ミニ列車を運転してくれたおっちゃんに捕まる。
え、何?早く見学したいんですけどって思ったけど、
これがまた詳しくいろんな面白い話聞かせてくれる!
聞かせてくれた話は例えば、この腕木式信号機のこと
昨日乗った名松線の家城駅から来たんだって。
JR東海も粋なことするじゃない!
そして熱心にしてくれたレールの話。
今乗ったミニ列車が走ったレールはいろんな所のレールを走ってきたらしい。
戦中の日本製レールやら
製鉄技術が未熟でレールが作れなかったころ輸入してきたレールやらなんやら。
へぇ~と面白い話だったが、正直覚えきれない。
なんか資料みたいなの用意してほしいね。
市民保存会で施設も無料なんで難しいかな?
220系モニ226形電車。
胴体は鉄だけど屋根とか床とかほとんど木製なんで
来た時は腐ってて当時の技術で修復した~なんて話も。
特にこのガラスがこの電車の中で一番貴重だとか。
当時製造された手漉きガラスらしい。
そしてこの文字を当時書いた人が今ここの活動されてるとか。
当初はヨボヨボだったのがすっかり元気になられたとか!
そして中を見学。
小綺麗ではあるがちょっと手狭。
手狭だから仕方ないけど
欲を言えばキリがないがもっと資料がほしいね。
とりあえずこっちでも寄付代わりにグッズ購入。
出来上がったばかりとかいう新作パンフをもらったり
北勢線100周年デザインの紙袋に入れてもらったり
220系モニ226形電車が表紙を飾り北勢線が紹介されている
地域みっちゃく生活情報誌『ぽろん』8月号をもらったりした。
詳しくいろんな話を聞かせてくれたおじさんに感謝!
この方のおかげですごく楽しめました。
また来たい!・・・けど東京からじゃ遠いね~
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