旅行

2014 夏の青春18きっぷの旅 その4 『サヨナラ川原湯温泉駅編』

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2014年 夏の青春18きっぷの旅4回目は
八ッ場ダム建設に伴い吾妻線一部付替え工事で
移転される川原湯温泉駅へ行ってきました。

※この記事は新駅舎、新線に代わる前の旧駅舎訪問の記事です。
新駅舎、新線に代わった川原湯温泉駅へ

行ってきた記事はコチラをご覧ください。


吾妻線へは以前に”はちおうじやまどり”で行った。
八王子駅から乗り換えなしで吾妻線にアクセスできる便利な列車。
ですが2014年夏は運行が設定されていない(泣)

仕方ないのでせっせと乗り継いで行かなければならない!
でも乗り換えは面倒なので回数を減らすため
まずは八王子駅から”むさしの号”で大宮へ!

むさしの号は臨時便扱いですが毎日定期運行されています。
なので別段珍しい列車というわけでもないのですが
貨物用の連絡路を経由して大宮へ行くのでちょっと興奮します!

お次に乗るは大宮駅から吾妻線へ直通する”リゾートやまどり
使用車両は485系を改造したジョイフルトレイン!
車両自体は以前のはちおうじやまどりと一緒ですね。

このやまどり、テカテカしてるので写真撮ると
自分の姿が反射してしまうという落とし穴が・・・

途中、しばらく停車時間をとったりしながら高崎を過ぎ吾妻線へ。

そして目的の川原湯温泉駅手前の中之条駅で
1時間半も停車時間があるとかアナウンスが流れる。
なんと中之条駅で途中下車できて自由に散策できるらしいのだ。

中之条駅で一旦、全員降ろされ列車は回送される。

散策時間があるとかまったく知らずに来てしまったので
なんの下調べもしていない!

でも、大丈夫!中之条のボランティアガイドさんに
ついて行けばいいのです!

選べるコースは3つ。
1.40分のボランティアガイドさんと散策
2.博物館までボランティアガイドさんに案内してもらい、後は自由散策
3.自由散策

もちろん、普通列車に乗って先を急ぐ選択肢もありますが・・・

ガイドさんと散策をえらんだのですが運悪く小雨がパラついてくる。
炎天下の中歩くよりはいいか?

ここは真田家ゆかりの地らしい。
六文銭を使うことを許されているとかなんとか・・・

元内閣総理大臣”小渕恵三”氏の故郷らしくお墓やら銅像やらがある。
“平成”の年号のインパクトがいまだに残ってますよ!

まあ、二千円札という毒にも薬にもならないこともしましたが・・・
散策が終わると雨は止む。タイミング悪すぎ~

そういえばやまどり到着時、
中之条町長自らお出迎えしてくれていたようです。
もらった名刺を後から見て驚いた!

クッキーやらパンフやらももらったけど
これから散策だっていう時に貰っても邪魔なんだよね。
事前に列車内で配布とかにできなかったのかな?

そして再びリゾートやまどり。

あそこに見えるは新線の橋梁!
アナウンスもしてくれたので見逃さずに済んだ。

樽沢トンネルを撮り逃がす、残念。
今、走っているここも見納めかと思うとなんか物悲しいね。

そして川原湯温泉駅。
しばらく停車時間があるのでここから先に行く人も記念写真が撮れる。

人も多いし、吾妻線完乗旅の時に降りているし、
また戻ってくるのでとりあえず新駅舎の方へ行く。
新駅舎は川原湯温泉入り口から登っていく。

郵便局。建屋が残ってるけどこのまま取り壊さず水の底に沈むのかな?

この真上辺りが打越代替地区のようです。
共同浴場の王湯がこの真上辺りでした。

クライミングに自信がある方は
道を無視して登って行くと早いかもしれませんwww
一切の責任はとりませんが。。。

眼前に広がる廃墟群。
・・・の割に車があったりするのでまだ住んでるんでしょうか?

元・王湯。まだ硫黄の臭いが漂っている。

元・足湯。もう止められているようです。

ここまでの道のりもけっこうな坂でしたが本番はここから!
恐ろしくなるほどの急傾斜を登らなければいけません。

坂を登りきれば右に川原湯温泉新駅舎。
左に打越代替地区に続く川原湯温泉トンネル。
まずは新駅舎を見学に行きましょう。

まだ整備が終わっていないようで
すごい細くガタガタな道を行くしかない。

駅舎自体や線路、ホームは工事が終了しているようですが
駅前周辺はまだまだ絶賛工事中のようです。
10/1から営業開始のはずなんですが間に合うんでしょうか?

工事中で近くまで行けないかな~って思って躊躇してたら
後から来たおじさんがズンズンと進んでいくので自分も進む。
よく見たら未整備ではあるけど駅舎前の道は立入禁止ではない。

さすがに駅舎までは立入禁止ですけど!

駅舎を通り越すと線路上をわたる跨線橋がある。
これも立入禁止ではないようなので進んでいくと
ホーム間近まで近寄ることができた。
どうやら近くの民家のアクセス道路のようです。

お次は打越代替地区へ向かいます。
歩いていると3台ほど車が先ほどの跨線橋からやってきた。
来た道を戻ると牛!?ちょっと驚いてしまいました。

川原湯温泉トンネル。中はけっこう涼しい。
左側の歩道はまだ未整備だし、外灯が暗い。
なんかダムにするする言っておいって工事がまだまだ中途半端な感じ。

トンネル抜けてしばらくすると王湯が見えた!
ですがここもまだまだ未整備。
ぐるっと廻って行かなければならない!徒歩だと地味に辛い。

王湯、けっこう狭い。
共同浴場なんだからもう少し広くてもよかったのでは?
辺りには温泉郷が多いから普段はあまり人は来ないのかな?

温泉につかってサッパリしたあとは再び駅へ戻らなくては行けない。
送迎バスとかタクシーとかそんな甘いものはありはしない!
・・・まだ曇ってるから炎天下よりマシだし。

背の高い橋。水が入れば水面が近い橋になるんですね。
“ありがとうございました”がなんか悲しく見える。

再び川原湯温泉駅。お仲間連中が溢れてる。
18きっぷシーズンだしね。
新線に架け変わったらまた吾妻線へ来なきゃね!

この駅舎も取り壊さずダムに沈むのでしょうか?
渇水時に昔の駅舎が!とかなるんですかね??

以前よく利用していたってわけでも思い入れがあるわけでもないですが
廃止になる、ダムに沈むと聞くとなんだか物悲しくなるね。

帰りの便もリゾートやまどり。やっぱり座って帰りたいし!
その前にやってきた普通列車は人でいっぱい。
草津温泉の影響かローカル色濃い割にけっこう混むんですよね。

いまだに腰が痛いのによく歩くので疲労感が半端ない。
外が明るいうちは車窓を楽しむ派なんですが
いつの間にやら眠りの底に落ちてしまい・・・

気がつけば終点、大宮駅。
もちろん乗り換えは面倒なのでむさしの号で八王子駅へ帰る。
行きもそうだったけど日野や豊田にも停まるようになってる!

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