我々人類は常に自然の脅威に曝されている。
その脅威に対抗するため人類は様々な対策を行ってきた。
水害に対抗するために造られた施設の1つが首都圏外郭放水路である。
Q.首都圏外郭放水路って何?
A.中川・綾瀬川流域の中小河川の洪水を地下に取り込み、
江戸川へ放流して流域の浸水被害を解消または軽減しようぜ!ってもの。
Q.どこにあるの?
A.東武野田線南桜井駅から徒歩で40分ぐらいの所。
東武アーバンパークライン?何それ美味しいの??
南桜井駅からはコミュバスがありますが
天気も良いことだし40分歩いてやりました。
ちなみに資料館的な施設の名称は「龍Q館」
龍Q館の見学に予約はいりませんが
件の”首都圏外郭放水路“は予約必須。
しかも平日のみで土日祝日には見学が行われません。
それなのに見学枠はすぐ埋まってしまうので
働き盛りの社会人には見学困難施設と言わざるをえない・・・
他人様が働いているときに遊びに行くのはなんと気持ちの良いことか!!
写真は「龍Q館」に行く途中の公園にあった看板、
百畳敷きの大凧の原寸大看板。
これから見学するのは首都圏外郭放水路の中でも
よく特撮モノとかのロケで出てくる”地下神殿”のような調圧水槽。
写真はその地上部、サッカーコート1面になっています。
多分、広さを説明するのに便利だからな気がします。
地上部はさながら公園と言ったところでしょうか?
重要施設といえど地元っ子にかかれば
そこはスケボー場になってしまうようで・・・
地底探検ミュージアムと称される「龍Q館」
予約が必要な見学は、調圧水槽の見学だけだと思っていて
だいぶ早めに来てこの施設の資料を見学していたのですが・・・
見学前に解説付きで資料を見学するなんて・・・
まあ、自分のペースでじっくりゆっくり見学したい方は
自分みたいに早めに来るといいかもしれませんね。
中央操作室。
ここもロケで使われるらしく、
仮面ライダー鎧武やウルトラマンコスモスで使用されたらしい。
メロン兄さんのサインとかあった!
他にも模型とか航空写真とかありますが
ぶっちゃけ首都圏外郭放水路の見学がなければ
わざわざ来るような施設ではないかな~
見学受付は開始時間の30分前から。
緊急連絡先や同意書の記入やらさせられる。
見学参加証はポストカードになっていて見学後もらえる。
調圧水槽の見学時間は10分程度。
短いな~と思ったけど見学範囲が狭いので
この程度でも時間を持て余す。
立坑の底はさすがに覗き込めない・・・
参加条件の中に”階段約100段を自力で歩行できる方”とかあったので
もしかしてけっこう昇り降りきついのかな~と思ってましたが
普通の成人男性ならなんてことはないものでした。
まあ、平日限定の見学会ですから
来られるメンツを考えると明記しておかないといけないってことですかね?
上の写真の向こうの方まで行けるものだと思っていたので
見学範囲の狭さにはがっかりでした。
まあ、向こうに行けても景色は変わらないんでしょうけど・・・
中はけっこう涼しい。
龍Q館からの帰りはバスで帰ろうと思っていたけど
50分待ちだったので歩いて帰りました・・・
ぶっちゃけこの時間に龍Q館の見学できるから
見学時間より早く来る意味はまったくありませんね・・・
外にあった掘削シールドの一部とそれを模した?時計。
実際に使われたものかどうかは書かれていなかった。
安いものじゃないし多分模した物だろうと思う。
この施設のある場所は埼玉県春日部市、
春日部といえばクレヨンしんちゃん。
首都圏外郭放水路も描かれていたようです。
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