“独立行政法人都市再生機構”
通称 UR都市機構は、大都市や地方中心都市における
市街地の整備改善や賃貸住宅の供給支援、
UR賃貸住宅(旧公団住宅)の管理を主な目的とした、
国土交通省所管の独立行政法人である。
そのUR都市機構の調査・研究を行っている施設が
見学できるらしいのでちょっと行ってきました!
場所はJR八高線は北八王子駅から歩いて10分ほどの場所。
・・・正直、わかりづらい辺鄙なところにあります。
ちなみに見学は要予約で平日のみです。
最近、仕事ヒマしてるから平日に好き放題できる喜び!
けっこう広い敷地ですが見学できるところは6ヶ所に限られています。
そして施設の人が解説してくれる見学ツアーと言った形で
好きに施設内をブラブラできるような見学ではないです。
この施設自体、あまり認知されていないらしく
この日の見学者は自分一人でした!
解説者と1対1で非常に気まずかったです・・・
1/6 KSI住宅実験棟。
“KSI”ってのは”機構型スケルトン・インフィル”の略らしいです。
基本的にお仕事関係で見学来られる方メインのようで
まったく無知の自分に解説するのは大変そうでした・・・
2階部分はインフィルリニューアルの実験住宅になっている。
あ、意味とかそういうのは検索してください。
自分も詳しくないので間違った知識を
披露してしまうかもしれないので説明はパス!
2/6 環境共生実験ヤード。
ビオトープとか保水性舗装とかそういうの。
ここはあまりじっくり見学する時間はなし。
3/6 すまいと環境館。
1Fにはいろいろと資料があるみたいなのですが
見せてくれるのは雨水地下浸透システムのみ。
雨を模した水が出てきてシミュレーションを見せてくれる。
ここの屋上では屋上緑化をやっている。
もう緑化とかいうレベルじゃなくて庭とか畑だよ!
4/6 地震防災館。
建物は再生コンクリートで
世界初の偏心ローラ支承とかいう方式による免震構造がさいようされているらしい。
見学可能施設ではないのですが、超高層住宅タワー。
鉄骨造108mの施設で排水とかの研究をしてるらしい。
八高線からも見ることのできる施設です。
まあ、基本的に見学できない施設ばかり。
あれは何とかの説明もなく次へ進む。
5/6 集合住宅歴史館。
お仕事関係での見学でない方はこれがメインだと思う。
昔の集合住宅が移築復元されている施設。
戦前の集合住宅・同潤会代官山アパート。
独身住戸と世帯住戸が復元展示されている。
趣きがあって面白い。
昭和30年代の中層集合住宅・蓮根団地。
日本住宅公団発足時の代表的な住宅だそうです。
流しが石でできてたり、お風呂が木だったり時代感じる感じ。
昭和30年代の低層集合住宅・多摩平団地。
今や、この多摩平にイオンができたり
ヤギで草刈りしたりとだいぶ変貌を遂げてますが
昔はこんな住宅がいっぱい並んでたんですね~
昭和30年代の高層集合住宅・晴海高層アパート。
公団住宅初のエレベーター搭載アパートらしい。
でも、スキップ形式とかいう形式で毎階に停まらないんだってwww
だからEVの停まる階と停まらない階で部屋の広さが違うんだって。
EV階には便利だけど、廊下があるので部屋は狭くなる。
やっぱりスキップ形式は訪問者にやさしい作りでなかったらしく
案内図が後年になって設置されたとかwww
あとは住宅部品や設備の変遷の展示。
6/6 居住性能館。
3Fはユニバーサルデザイン実験室。
コクピット型キッチンにインフィルの楽隠居ユニット。
そして1Fの遮音実験室。
実際にスプーンやボール落として聞き比べさせてくれる。
書いてませんでしたが見学前にDVDで一通り施設の説明があります。
見学後、その部屋にもどってアンケート答えて終了。
施設内の6つの見学可能施設は選択可能で
6つすべての見学予定時間は3時間と言われていましたが
1人ということもあってか2時間程度で終わってしまいました。
靴を脱いで見学する施設もいくつかあるので
脱ぎ履きしやすい靴で行ったほうがいいと思います。
あと敷地も広いし、階段登るところもあるので
歩きやすい靴のほうがいいと思います。
見学者はまだ少ないようなのでお友達等誘って
複数人で申し込んだ方が気まずくなくていいかもしれませんねwww
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